愛知県某市駅前のチェーンの居酒屋さんが現場です。
リニューアルオープンにつき入口をビニールカーテンに変更しました。
いい生地を使用したカーテンではなく、テント業界の中にいるものとしては非常に安物っぽく感じるいわゆる「いといりビニール」という素材を使ったカーテンです。
最初にこのお仕事の話を聞いたときはそんなに予算がないのかなと( ;∀;)・・・でも、よくよく考えるとわざと屋台っぽくしているのかなと・・・?
錆びついたトタン屋根をわざと使ったり、ビールケースをテーブルにしたりするのと同じ考えのような気がします。
こういった雰囲気の方が居心地が良いか?と言われると、私としてはYESな気がします。
とは言えそれならそれなりに工夫は必要です。カーテンではさすがに耐風性は弱いです。
そこで、交差ランナーではなく交差レールを使用してみました。生地同士のオーバーラップを増やしたかったからです。
また、グランドフックも使用してカーテンのパタツキは最小限にしました。
いかがでしょうか?
普段はこの屋台っぽいセミオープンな雰囲気と料理のにおいに呼び込まれそうですね。
でも本当に風が強い時はシャッターを閉めて別扉からの出入りになるでしょう。